このブログは、自分の株の売買の備忘録として書いています。日頃の株の売買をできるだけ論理的にするために、言語化をしております。
あくまでも私個人の判断であり、本ブログを参考に、株を売買しても結果に責任はもてません。よろしくお願いいたします。
スマホでご覧の方は画面右上に3本線が出ております。各記事からはこの3本戦でホームに戻ってください。
本日の結果と成績
NYダウと日経平均
33,309,51ドル(+535.19)+1.63%
米7月消費者物価指数(CPI)発表が行われ、その結果が予想を下回った(インフレに歯止めがかかった)ため、物価上昇に好感した買いが集まりました。
明日の日本株にも大きな影響があるかと予測されます。
日経平均
本日は祝日(山の日)のため、相場はお休みです。
マイポートフォリオ
東京株式市場がお休みのため自分のポートフォリオも変化はありません。
9882 イエローハットの反省と戦略
本日は相場が休みのため、かねてからやりたかった9882 イエローハットの自戦略の反省をします。
買いと売りの経過
9882 イエローハットは自分が追っている(株価を日ごろチェックしている)10銘柄のうちの一つです。
6月の前半に1600円台前半で300株を3回に分けて買い。しかし、保有している300株は6月から7月初旬に1700円台前半にすべて利確しており現在は持っておりません。
6/10 1625円 100株 買い
6/13 1605円 100株 買い
6/15 1607円 100株 買い
6/29 1714円 100株 売り
6/30 1710円 100株 売り
7/06 1717円 100株 売り
その後、株価は反発して昨日(8/10)の終値は1804円でした。完全に利確タイミングの読み間違えました。
収益が出ているから良いものの、もっとしっかりとした戦略があればもっと利幅をとれたました。
そこで、本日はイエローハットの自分の戦略ミスの振り返りをしてみます。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
全体(5年間週足)の動き
図は9882 イエローハットの5年間の週足です。
節目に水平線を引きました。
下から2070円、1810円、1540円、1380円、1200円、として、それぞれの区間をA〜Dの領域としました。
イエローハットは長期間でみると2000円から1200円の間で動く株であり、そのことを常に頭に入れておきながらこの銘柄の戦略をたてるべきです。
現在は、昨日の終値が1804円であることから、B→Aを試している状況です。
1600円台で買い
下図をご覧ください。
上記にありますが、6月の初旬に1600円前半で3回に分け、300株を買いました(図中赤丸)。
5日線が20日線の下にありかつ、MACD差がマイナスでゴールデンクロス(MACDの紫線が青線を突き抜ける)の直前でありました。
また、出来高もそこそこあり多くの投資家が買い入れをした時期です。
買いの時期としては良かったと考えます。
1700円前半で全株売り
6月下旬から7月上旬にかけて1700円台で3回に分け、300株を売りました。(図中青丸)。
300株全体で3万円程度利益を得ることができたのですが、現在は1800円程度であることを考えると利確のタイミングがかなり早かったです。
失敗の理由を3点あげます。
失敗1
6月下旬から7月上旬の時期は5日線と20日線がまだかなり乖離していました。
20日線は過去1ヶ月の相場の平均であり、この株の直帰1ヶ月の保持者は、だいたいこの価格帯で買っていることが多いということです。
つまりここが乖離しているということは、多くの人が含み益を維持しているということです。
ですから、利確はこのあたりから始まることにはなりますが、まだまだ5日線と20日線の乖離は大きいため、時期尚早であったと言えます。
多くの人が様子見をしている時期に自分だけが利確する必要はありません。
失敗2
5年間の週足チャートから、イエローハットの次の節目は1810円前後であり、A〜DのB領域の範囲内であるということです。
つまり、イエローハットは全体の右肩上がりのトレンドとしては、1810円を目指しており、自分もその流れに乗るべきでありました。
100株程度は、分割売買をしても良かったのですが、300株全部を手仕舞いする必要はありませんでした。
失敗3
6月下旬から7月上旬の時期はまだまだボックス相場が続いており、方向性が見えていません。
方向性が見えない時期に300株全部手仕舞ったわけであり、これももったいないとしか言いようがありません。
もちろん、ボックス相場が抜けたら下落する場合もありますが、ロスカットをかけておけば良い話であります。もちろん利幅は縮まりますが、そこはリスクとして捉えるべきところです。
以上の3点から自戦略の失敗を反省したいと思います。
今後の戦略
最後に9882 イエローハットの今後の戦略です。
5年間週足からの水平線である1810円まで様子見をします。
そこを抜けてくるようならば、次の水平線である2070円を目指す可能性があります。
抜けることができなければ、1800円から下落となります。そうなったら信用売りをしてもよいかもしれません。
しかし、7/29の1Qの決算発表では、営業利益35%増であり、2023/3決算では増収増益増配の会社予想を下方修正する可能性は低いです。
このまま突き抜けて2070円を目ざす可能性が高いとみています。
8月12日の検討銘柄
明日(8/11)は祝日で相場はお休み、翌日8月12日の検討銘柄です。
4033 クレハ
7948 ニチハ
4023 クレハは5日線と20日線が絡み合っていましたが、5日線が上抜けしそうなチャートになってきました。
7948 ニチハは寄り付きで形が良ければ、買い増しをします。
昨日まで検討に上げていた 6763 帝国通信工業と8052 椿本興業はチャートの形が改善されないため。とりあえず検討を見合わせです。
最後に、みなさまの株式投資がうまくいきますようにお祈りいたします。